私が住む山北町の大野山でトレッキングツアーを主催しています。大野山は標高723m。近隣の幼稚園・小学校では遠足でも登られます。
丹沢の山脈・足柄平野と相模湾まで見渡せる山頂の眺めは丹沢でも随一で、登山ビギナー~上級者まで幅広い登山者に親しまれています。
いったいどんなツアーなのか?このページで紹介したいと思います。
「ちょっとディープな大野山登り」おすすめポイント
ポイント①様々な山を歩く

大野山に登りますので、もちろん道中は山の中。運が良ければシカやイノシシといった野生動物も見られます。登山道沿いには集落があり、山間で暮らす人々の生活が垣間見られるかもしれません。自然も盛り沢山でヤマブキやジャケツイバラ、ヤマユリやミツマタなど、様々な花も見ることができます。管理された公園の花もきれいですが、山に自生する植物からは強い生命力を感じられます。
ポイント②山の頂上で牛が待っている!?

このツアーは2019年より催行していますが、ツアー参加者に一番喜ばれるポイントは、
薫る野牧場の見学がセット だということ。
薫る野牧場についてはこちら
通常の牧場見学より若干内容は少ないですが、牧場長の島﨑薫さん直々に案内して頂けます。
牧場まで実際に歩いていくと、
「こんな山奥で牛を飼っているのか…」
と、牧場の凄みに圧倒されること間違いなしです。
ポイント③ちょっと変わった道を歩ける
このツアーの見所はちょっと変わった道!
途中までは一般的なコースなのですが、途中から知る人ぞ知る道、獣道も歩きます。
大野山の麓にある集落、共和地区の一宮でもある「神明社」という神社にも行きます。
ユネスコ無形文化遺産にも登録された「山北のお峯入り」の舞台でもあります。

600年以上続くと言われる芸能、もしくはお祭り。最近は5年に1度行われ、大野山の麓の地区「共和」にゆかりのある男性80名程で継承されています。私もお峯入りにこれまで2回演者として参加させて頂きました。
ポイント④偶然生じる地元の人との交流
勿論アポはとっていないのですが、地元の人たちとの交流もこのツアーの醍醐味。
冬なら奇跡的に餅つきに遭遇できるかも…。

私も山北町共和に長く住んでおり、皆様に地域のお話を致しますが、山北の名産でもあるお茶を栽培されている人の話、この土地で長く生きてきた長老の話などがツアーの途中での出会いにより引き出されることがあります。
交流というのがこのツアーの一番の押しポイントかもしれません。
人と出会えるかは運ですが、私も知らない話を聞ける機会にもなるので個人的にも有意義なツアーになっています。
ポイント⑤下山後の楽しみも
正直、当ツアーはそこそこ疲れます。登山後のご褒美が非常に重要です。
まずは薫る野牧場のソフトクリームです。牧場見学後のソフトクリームの味はより一層美味しく感じること間違いなしです。

山北駅近くのさくらカフェか、開成町の瀬戸屋敷でソフトクリームを食べられます。
山北駅前にはさくらの湯という温浴施設もあり、汗を流して頂いた後に山北駅前の居酒屋でビール…というのも酒飲みには最高です。ソフトクリームもビールもツアー代金には含まれませんが、登山後の楽しみ方をお話しながらの山登りは心なしか足取りが軽くなります。
開催日時や詳細について
ツアーの募集についてはainiを通じて行っています。
集合時間や当日についての詳細がまとめられていますのでご確認ください
勿論、私に直接連絡頂いても対応できますので、お気軽にご連絡下さい!
各SNSからメッセージか、このホームページの問い合わせ欄からご連絡頂ければと思います。
まとめ
当ツアーのまとめはこんな感じです
- 初めてでは分かりずらい変わった道を歩ける
- 牛に会える
- (運が良ければ)地元の人と交流できる
- 下山後はビールやソフトクリームで乾杯可能!
ツアーは夏はお休みしています。
夏は山と言えども暑いのと、ヤマビルが発生するので休止しています。
気候的に快適なのは10月~12月、3月~5月というところでしょうか。
それでは参加申し込みお待ちしております!