小田原市国府津、1号線沿いに昨年オープンしたBLEND。
クリエイティブなスポットとして私も超注目しており、私の知人である杉山大輔氏が手掛ける「BLEND」
コワーキングや保育園が入る当施設のレンタルスペース「BLEND PARK」で行われた日本酒と杯のイベント「サカズキゴト」にこの度参加してきました。
まずはBLENDがどんな施設か、そして今回参加したイベントの内容を紹介したいと思います。
BLENDってどんな場所?
ホームページからごそっと引用させて頂きます
楽しい人たちが集まり
ブレンドされることで
おたがいの良さが引き立ち
未知なる楽しいことに変化する山 海 人 家 合 商 農 職
すぐそこに自然がある
BLEND ホームページより
気持ちの良い空間で
仕事や遊びを楽しみ
そして
クリエイティブな企画が
生まれ繋がる
BLENDの代表である杉山さんは私の知人でもあります。
普段はサラリーマンながら、空いた時間でこのような活動に勤しむ姿勢は本当に尊敬しています。
BLENDのなかみ
1階 おだわら・もあな保育園 《定員9名!地域で育てる森のようちえん》
1階にはちょっと変わった保育園が入っています。
近年注目を集める、自然の中で過ごしたり遊んだりする森のようちえんのスタイルを取り入れ、木育、食育にも取り組んでいるとのことです。
園の内装・玩具は国産の無垢材を使用されており、素晴らしい空間になっています。
2階 コワーキングスペース 《しごとだけが、コワーキングじゃない》
神奈川県西部では貴重なコワーキングスペース。
なんと利用者はアウトドアギアのレンタルが可能とのこと。自転車・SUP・釣り道具…逆に仕事ができなくなってしまいそう(笑)
国府津の海岸近くということで、地の利が活かされているコワーキングです。
契約は月単位とのこと。私も契約したいな~。
3階 貸切レンタルスタジオ 《箱根駅伝も観戦可能。素敵な空間》
パーティーや各種教室、サロン、イベントなど、色々な用途に使えるスタジオ。
ホームパーティーでも一日1万円。そのほかにも、なんと露天風呂があったりと、遊び心に溢れています。
個人的には1号線にも面しているので、ここで箱根駅伝を観戦したい…。
PARK 《サカズキゴトの開催場所》
「サカズキゴト」でいったのはここ。BLENDから徒歩1分程。海岸沿いの道にあります。
BLENDを右手に見て路地を入っていき、正面に海。広い道路に出て、右に進むとすぐあります。
以前クライミングジムとして稼働していた場所で、古い倉庫?のような作りなのですが趣抜群。
色んなイベントに使用できそうです。
今回参加した「サカズキゴト」徹底解説
このイベントについては、まずはこちらをご覧ください。
作家さんの器と地元の日本酒を音とともに楽しむイベントです。
BLEND Facebookイベントページより引用
※お酒を飲まれない方も楽しめるイベントです。
地元の酒蔵さんの貴重な話
作家さんの作品作りの思いなど
楽しくリアルな話を聞きながら
楽しむ3時間
単純に地元のお酒を買うことや、陶芸やガラス作家さんの作品を買うことは難しいことはありません。
しかし、実際にお酒を仕込んでこられたエピソードや、日本酒にかける思い、作品に対する思い入れなどは、ホームページを見ても、紹介のリーフレットなどを読むだけでは最大限伝わりません。
実際に杯を買って、日本酒を飲んでみると、お酒の味、杯の持った感覚や口をつける飲み口の違いがすぐさま伝わってきます。
トータルで日本酒が10倍美味しくなるような、そんなイベントでした。
サカズキゴト 料金などシステムは?
入り口で500円を支払うと、各酒蔵のお酒を5杯飲めるチケットを受け取れます。
当日杯を買うと、各酒蔵の日本酒がすべてのめます!これは嬉しい。
日本酒は3ブース《井上酒造・瀬戸酒造・山北町商工会青年部「湧深青」》
日本酒の出店はすべて足柄上郡にある酒蔵です。
大井町 井上酒造
大井町の井上酒造。地元の酒米で仕込んだ酒「夢高尾」等、4種類の日本酒が並んでいました。地元の酒米を使うことにこだわりがあり、そのほかにも小田原市内で採れた酒米で仕込んだお酒など、色々ありました。
開成町 瀬戸酒造
瀬戸酒造は、開成町の酒蔵。創業1865年。1980年に醸造は中断されましたが、2018年に再開しました。当日飲んだ純米大吟醸のお酒は非常に重厚感のある印象で、肉料理などに合いそうな印象でした
山北町商工会青年部 「湧深青」(川西屋酒造店 醸造)
ここだけ唯一酒蔵ではありません!商工会青年部の50周年記念に作られたお酒。
「水」を地域の資源ととらえ、2019年に酒米の栽培からスタートした事業。
地元の名酒蔵、川西屋酒造とコラボし作られた日本酒は「湧深青」。
こちらの記事にまとめていますので、お時間あればご一読ください~。
陶芸・ガラス作家は5組が出店
小田原市やその周辺、神奈川県西地域の作家さんが出店していました。
陶芸作家 岡村友太郎さん
山北町にあるさくらカフェの器はすべてこの方が作成しています。
陶芸作家 松本昌樹・直子さん
小田原、菜酒亭洞の器。
陶芸作家 鈴木隆さん
みかんの木の灰を釉薬に使った作品と青磁の作品。
小田原市在住の作家さん。
小田原ではみかん等の柑橘栽培が盛んで、地元のみかんの木を使っているようです。
硝子作家 岩沢 達さん glass calico
日本酒が非常に映えるガラスの杯。
硝子作家 可児友紀さん
透き通るようなガラス。日本酒の味も一層際立ちます。
サカズキゴトは酒と杯を介して、交流が捗るイベント
一言で表すと
みなさんと酒と杯を介して、交流が捗るイベントでした。
3つの酒蔵と5名の作家が参加した当イベントですが、単に日本酒の味を楽しむ、杯を選ぶ・購入するだけではなく、日本酒を通じて、杯を通じて、その作り手や、一緒に日本酒を飲んでいる人、知らない人とも交流できるようなイベントでした。
参加者は目算60人~70人ほどで、多からず少なからず、アットホームな雰囲気が流れていました。
第2回も確実にあるイベントかと思います。BLENDホームページ、Facebookページをご確認ください。
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