2016年から3年間田んぼアートを行い、昨年(2019年)からは「おだあし百人田んぼ」にリニューアル。
昨年実施した田植え・草取り・稲刈りイベントの内容を写真と共にまとめました。
田植えイベントの話
まずは一番重要な田植えです。
この作業をやらずして、田んぼはできません。
2日間に渡り、総勢50名近くの方に田んぼにお越し頂きました。TABICAという募集サイトやFacebookで知り合いに呼び掛けています。知っている人半分、初めましての方がもう半分というような比率です。
田植え後のおやつや、収穫後のお米、保険代などが含まれています。
当日は午前9時に集合。二班に分かれて田んぼの両端から田植えをします。各班には田植えリーダーを1人任命して、田植えの指導を行って頂きました。私が23歳になるまで田んぼに入ったことがなかったように、ちびっ子だけではなく親御さんも初めての方が多いです。せっかくなので上手に植えてほしいので、指導もしっかり行いました。
田んぼに入ると水の冷たさが気持ち良いですよ~!同時に田んぼの土を踏みしめる感覚も伝わってきます。
昨年は2日間で2枚の田んぼ(約一反)の田植えを終えました。
田植えイベントは田んぼに入ったことのないお子さんやその親御さんにおすすめのイベントです!
難しい作業ではないので小学校低学年のお子さんでもマスターできます。
植えた品種は「はるみ」
米の食味ランキングでは特Aを獲得したことがある、実績のある旨い米「はるみ」です。平塚市で開発された品種です。これまで神奈川県内の主要なコメの品種は「キヌヒカリ」という品種。つやがあり甘みもしっかりしている品種です。粘り気もあります。
田植え後のお楽しみ…
田植え後は山北町内のお店屋さんにおやつを頼んでいます。山北駅前の商店街にあるお店からは2店舗、老舗の菓子店秋月堂さんからはきんつば、田中屋肉店さんからは塩メンチカツ、谷峨に工房を構えるDestureさんからは米粉パン。そして和漢植物ブレンド茶の販売を行ういわしやさんには、特製ドリンクをお願いしています。
せっかく山北町谷峨の田んぼまで来ていただいているので、地の食べ物でおもてなしします。
草取りイベントの話
当田んぼは除草剤を使っていません。除草剤を使わなくてもやれることはやっているのですが、毎年ある程度草が出てしまいます…。毎年私が知り合いと一緒に行っているのですが今年はこれもイベントにしてみよう!ということで数回実施します。
3日間で10名ほどの方に来ていただきました。8月頃に実施したので、気温は高いのですが田んぼの水は冷たくて気持ち良いです。このイベントもファミリーでの参加が多いですが、親御さんから「ストレス解消になりました!」とお話し頂きました。単純な手作業なのですが、確かに作業した成果がわかりやすい作業です。意外なリアクションを頂き嬉しかったです。
稲刈りイベント
9月下旬から10月頭にかけて稲刈りのイベントは参加者を小分けにして4日間にわたり実施しました。
稲刈りは田植えと違って作業がたくさんあります。
田植えは稲を植えたら終了。しかし、稲刈りは、
稲刈り→刈ったイネを束ねる→束を稲架(はざ)に運ぶ→束を稲架にかける
という4つの作業を行わなければなりません。これがなかなか大変です。
稲刈りは鋸鎌という刃がギザギザとした鎌を使って行います。ある程度力がある方であれば、さくさくとイネを刈ることができます。小学校中学年くらいのお子さんは出来ると思います。低学年くらいの子だとコツが必要なので、私が指導します。
カエルやトンボが田んぼにはたくさんいるので、小学生くらいのお子さんにとっては誘惑がいっぱい。リピーターの方は毎回虫かごを持って来られるほど。勿論そういった子たちは最初からマークをして、最初にみっちり指導して、少しでも作業してもらいます(せっかく来ていただいたのに、何もやらないのはさすがにもったいないので)。その後私の目を離れるとトンボやカエルを追いかけまわしていますが、それはそれで、楽しんでくれれば良しです。
2020年も田んぼはやります!がイベントは未定
今年も田んぼはやりますが、イベントは開催するか検討中です。決まり次第こちらで告知しますのでよろしくお願いします。TABICAのイベントページも載せておきます。
田んぼイベントはこんな方におすすめです
- 農業体験がしたいファミリー
- おいしい空気と冷たい水が張る田んぼで作業をしてストレス発散したい方
- 田んぼに入って駆けまわりたい人(大人もちびっ子も)
イベントの参加者の半分以上は幼稚園~小学生のお子さんを持つご家族。
今後はより色んな方に来て頂くべく、集客の方法も検討していきたいと思います。
ご興味のある方は、是非ご参加ください!
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